ファントマの生みの親

FRA スーヴェストル=アラン
(Souvestre-Allain)

ファントマ
「ファントマ」
(1911年)
(早川書房)

 怪人ファントマのシリーズで有名なフランス人の合作コンビ。

 パリ大学で医学を専攻したマルセル・アラン (Marcel Allain)と元弁護士のピエール・スーヴェストル (Pierre Souvestre)の二人により、ファントマのシリーズは1911年から1913年までの間に32編書かれました。

 その後1914年にスーヴェストルが亡くなるとアランが単独で作品を発表し続け、1963年までに11作が発表されています。

 ファントマのシリーズは素顔の分からない怪盗ファントマと、警官ジューヴと新聞記者ジェローム・ファンドールとの追跡劇をサスペンスフルに描いた作品で、1913年からは連続活劇として映像化されて好評を博しました。

 その後も何度となく映像化されていて、その都度人気を集めています。


■作家ファイル■

本名
・ピエール・スーヴェストル (Pierre Wilhem Daniel Souvestre)
・マルセル・アラン (Paul Marie Edmond Marcel Allain)
出身地
フランス、パリ生
生没
・スーヴェストル 1874年6月1日~1914年2月26日
・アラン 1885年9月15日~1969年8月25日
作家としての経歴
1911
ファントマ第1作「ファントマ」を発表。以後1913年までの間に32編のファントマものの長編が発表される
1914
スーヴェストル他界。以後はアランが単独でファントマものを発表し続け、1963年までに11作品を発表
シリーズ探偵
怪人ファントマ (Fantomas)
代表作
「ファントマ」
「ファントマ対ジューヴ警部」

■著作リスト■

1 ファントマ登場作品リスト

2 その他の作品

【ピエール・スーヴェストル単独名義】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Histoire de l'automobile 1907 -
2 Le Rour 1908 -

access-rank


TOPへ