アメリカ探偵作家クラブ傑作選2 タイトル

アメリカ探偵作家クラブ傑作選2

原題

Butcher, Baker, Murder-Maker: Mystery Writers of America

発表年

1954

著者/訳者/解説

ジョージ・ハーマン・コックス編/井上一夫/井上一夫

カバーデザイン

松田正久

ページ数

310

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社 この「傑作選」はMWA、すなわちアメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America, Inc.)が編纂したものです。1944年に、マンハッタンのアパートメントの一室で、数人の同志によって設立されたこのクラブは、今日では会員数300余名、イギリス探偵作家協会と並ぶ、世界で最も権威ある推理小説作家の団体となっています。このアンソロジー編纂の仕事は、エドガーズの愛称で呼ばれる年間最優秀作品の選定と並んで、クラブの最も重要な仕事であり、1946年から毎年一冊ずつ、それまでに発表された短編ミステリーのなかから、本格、変格、ハードボイルドを問わず、文字通り傑作中の傑作をえりすぐってまとめられています。また、このアンソロジーのもう一つの特色は、責任編集者によってまとめられた各巻が、一つの主題のもとに、特色を持つ作品が集められていることです。
短編推理小説の現状を知るには絶好のシリーズであり、推理ファンの書架には欠くことのできない権威あるアンソロジーです。

初版

1961年(260円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

はしがき (G・H・コックス)

1 住所変更 (ロバート・アーサー)
   (Change of Adress)

2 おれは待ってるぜ (レイモンド・チャンドラー
   (I'll be Waiting)

3 手口 (マイクル・ギルバート
   (Modus Operandi)

4 家の中の殺人犯 (ベン・ベンスン)
   (Killer in the House)

5 裏切り者 (スタンリー・エリン
   (The Betrayers)

6 シリア叔母 (ブルーノ・フィッシャー)
   (My Aunt Celia)

7 検察側証人 (Q・パトリック
   (Witness for the Prosecution)

8 天外消失 (クレイトン・ロースン
   (Off the Face of the Earth)

9 刑事のプレゼント (レックス・スタウト
   (Cop's Gift)

10 魔法の余地なし (モーリス・プロクター)
   (No Place for Magic)

11 金髪の看護婦 (トマス・ウォルシュ)
   (The Blonde Nurse)

12 犯罪博物館の謎 (スチュアート・パーマー
   (The Riddle of the Black Museum)

13 ゲッティスバーグのラッパ (エラリー・クイーン
   (The Gettysburg Bugle)

14 コーヒー茶碗 (リリアン・ド・ラ・トール
   (The Coffee Cup)


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