黄金の十二 タイトル

黄金の十二

原題

Golden Dozen

発表年

1949

著者/訳者/解説

エラリイ・クイーン編/黒沼健他/編集部J

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

403(巻末「十二人の陪審員とその評決」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ219
1949年、ミステリ作家としてばかりでなく、短篇ミステリの書誌学者としても知られるエラリイ・クイーンは、面白い企画に着手した。ミステリに通暁した作家、編集者、評論家、読者らにアンケートを実施し、その結果をもって最高の短篇ミステリを選ぼうと考えたのだ。H・ヘイクラフト、J・D・カーら、クイーンの企画に賛同した十二人が回答を寄せ、各々十二篇の傑作を推薦した─その結果、ここに、傑作中の傑作、十二篇が勢揃いした。これぞ、珠玉の中の珠玉。短篇ミステリの魅力の総てがここにある。

初版

1955年

重版

1999年5版(1400円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000219-3

1 オッターモール氏の手 (トマス・バーグ)
   (The Hands of Mr.Ottermole)

2 ぬすまれた手紙 (エドガー・アラン・ポオ
   (The Purloined Letter)

3 赤毛組合 (アーサー・コナン・ドイル
   (The Red-Headed League)

4 偶然は審く (アントニイ・バークリー
   (The Avenging Chance)

5 健忘症連盟 (ロバート・バー
   (The Absent-Minded Coterie)

6 13号独房の問題 (ジャック・フットレル
   (The Problem of Cell)

7 犬のお告げ (G・K・チェスタトン
   (The Oracle of the Dog)

8 ナボテの葡萄園 (メルヴィル・D・ポースト
   (Naboth's Vineyard)

9 ジョコンダの微笑 (オルダス・ハックスレイ)
   (The Gioconda Smile)

10 黄色いなめくじ (H・C・ベイリー
   (The Yellow Slug)

11 ほんものの陣羽織 (E・C・ベントリー
   (The Genuine Tabard)

12 疑惑 (ドロシー・L・セイヤーズ
   (Suspicion)


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