名探偵登場2 タイトル

名探偵登場2

原題

Enter the Detectives 2

発表年

1956

著者/訳者/解説

早川書房編集部編/村上啓夫他/編集部 中村潤司

カバーデザイン

上村経一

ページ数

286(巻末に本集登場の探偵紹介)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ251
1841年にポーが探偵小説の型を確立してから未だ百年余しか経過していないが、その間に登場した探偵の数は夥しいものである。この百余年間に輩出した名探偵達を御紹介するためにこのアンソロジイ全六巻を編集した。
全六巻編纂の意図は、名探偵の活躍する短篇を一篇ずつ集め、それらの作品を通して名探偵の人となりや捜査ぶりを読者にお伝えするにある。本アンソロジイには古今の名探偵六十余人の活躍する傑作短篇を年代順に収録したので、その点では欧米各国にも未だその例を見ない生きた探偵小説の歴史とも云えよう。

初版

1956年

重版

1993年3版(1100円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000251-7

1 黒手組 (アーサー・リーヴ)(ケネディ)
   (The Black Hands)

2 見えない人 (G・K・チェスタートン)(ブラウン神父)
   (The Invisible Man)

3 神の所業 (M・D・ポースト)(アブナー伯父)
   (An Act of God)

4 ジョン・ハドスンの失踪 (ジェレット・バージェス)(アストロ)
   (Missing John Hudson)

5 失踪した弁護士 (E・C・ベントリイ)(トレント)
   (The Disappearing Lawyer)

6 真夜中の悲劇 (アーネスト・ブラマ)(カラドス)
   (The Tragedy at the Brookbend Cottage)

7 セミラミス・ホテル事件 (A・E・W・メイスン)(アノー)
   (The Affair at the Semiramis Hotel)

8 ファーンハースト邸の殺人事件 (ハルバート・フットナー)(ストーレイ夫人)
   (The Murder at the Farnhurst)

9 東の風 (F・W・クロフツ)(フレンチ警部)
   (The East Wind)

10 株式委任状 (オクタヴァス・ロイ・コーヘン)(ハンヴェイ)
   (Common Stock)


TOPへ