レディのたくらみ アメリカ探偵作家クラブ傑作選(2) タイトル

レディのたくらみ アメリカ探偵作家クラブ傑作選(2)

原題

Women's Wiles

発表年

1979

著者/訳者/解説

ミシェル・スラング編/喜多元子・他/M

カバーデザイン

和田誠

ページ数

449(巻末「作家紹介」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリ文庫
80-2
二人はいつも一緒だった。郊外のアパートに部屋を貸り、二人とも同じ旅行社に勤め、年に一度割引旅行で南の島へ出かけた。二人の望みはすてきな夫を見つけることだったが、望みが高かったので今まで実現しなかった。ところが、ひょんなことから、姉が恋をした。相手は元教師の老人で、娘夫婦があったが、お金はなかった。二人はいつも一緒なのに、と病気がちの妹は思った……。
男と女の世の中で、可愛らしくも恐ろしいのは淑女の奸計─上記「二人姉妹」を始め、若手女流評論家が独自の眼で選んだ、女による女のための犯罪19件!

初版

1982年

重版

1986年4版(580円)

入手

amazon

ISBN

4-15-074152-2

まえがき ミシェル・スラング

1 二人姉妹 (ジョイス・ハリントン)
   (The Two Sisters)

2 二度目のチャンス (エドワード・D・ホック
   (Second Chance)

3 ギリシャ・リフレイン (フランク・シスク)
   (The Greek Refrain)

4 ママは何でも知っている (ジェイムズ・ヤッフェ
   (Mom Knows Best)

5 ろうそくの炎 (ローレンス・トリート
   (The Candle Flame)

6 キッチン・フロア (ドロシイ・A・コリンズ)
   (The Kitchen Floor)

7 ガールフレンド (モリス・ハーシュマン)
   (The Girl Friend)

8 二重の危険 (スーザン・ダンラップ)
   (Double Jeopardy)

9 いつもあでもあかんぼじゃ いられない (スタンリイ・エリン
   (You Can't Be a Little Girl All Your Life)

10 ノリス夫人の観察 (ドロシイ・S・デイヴィス)
   (Mrs. Norris Observes)

11 殺人へご招待 (ジョシュ・パークター)
   (Invitation to a Murder)

12 レッタ・チーフマンの身代金 (スタンリイ・コーエン)
   (The Ransom of Retta Chiefman)

13 スパゲッティはいかが? (リチャード・デミング)
   (Medicine Woman)

14 谷の向こうの家 (マーガレット・ミラー
   (The People Across the Canyon)

15 世間体の代価 (キャスリーン・ハーシイ)
   (The Cost of Respectability)

16 プライドの問題 (リチャード・A・ムーア)
   (A Matter of Pride)

17 話し上手 (L・フレッド・エイヴァジアン)
   (The Raconteur)

18 ゼム島の囚人 (ジョーン・リッチャー)
   (The Prisoner of Zemu Island)

19 悲鳴を上げる本 (コーネル・ウールリッチ
   (The Book That Squealed)


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