遠い国の犯罪 アメリカ探偵作家クラブ傑作選(12) タイトル

遠い国の犯罪 アメリカ探偵作家クラブ傑作選(12)

原題

Distant Danger

発表年

1988

著者/訳者/解説

ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク編/宇佐川晶子・他/Q

カバーデザイン

和田誠

ページ数

481(巻末「作家紹介」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリ文庫
80-14
犯罪は時と場所を選ばない。が、時と場所は犯罪を選ぶ。本書はその証明である─ペルーではインカ帝国の幻の財宝をめぐって醜悪な争いが演じられ、十八世紀のスコットランドでは千里眼の存在を信じる迷信深い人々が洞窟に棲む魔物におびえ、未来の火星ではサム・スペードの衣鉢をつぐ私立探偵が事件解決のためにシャーロック・ホームズのロボットを雇う……ちょっぴりロマンチックで神秘的な、好奇心をくすぐる時と舞台をめぐる魅惑の旅。その土地ならでは、その時代ならではの16の事件を収録する、かつてない試みのユニークなアンソロジー!

初版

1990年(640円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-074164-6

まえがき ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク

1 マラバールの禿鷹 (エドワード・D・ホック
   (The Vultures of Malabar)

2 聖像彫刻師の妻 (ヘレーン・ホワーレイス・フィップス)
   (The Saintmaker's Wife)

3 これよりも大きな愛…… (ハーバート・レズニコウ)
   (Great Love Than This...)

4 パフア (ジョー・ゴアズ)
   (Pahua)

5 ジョンスン博士の千里眼談義 (リリアン・デ・ラ・トーレ
   (The Second Sight of Dr. Sam: Johnson)

6 けむり族 (ウォルター・サタースウェイト)
   (The Smoke People)

7 太陽強奪計画 (ウィリアム・F・ノーラン)
   (Sungrab)

8 ささやかな居場所 (バーバラ・オウエンズ)
   (A Little Price of Room)

9 おれは空車で帰り道 (マーガレット・マロン)
   (Deadhead Coming Down)

10 シンガポール最後のチャンス (クラーク・ハワード)
   (Last Chance in Singapore)

11 パチャカマックの財宝 (ジェイムズ・ホールディング)
   (The Treasure of Pachacamac)

12 マッチ作りの小屋 (ジーン・ダーリング)
   (The Matchstick Hut)

13 夜這うもの (ジョイス・ハリントン)
   (Night Crawlers)

14 影の女 (ステファニー・ケイ・ベンデル)
   (The Woman in the Shadows)

15 ターニアが消えた (アマンダ・クロス)
   (Tania's No Where)

16 愚か者の報告書 (ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク)
   (The Jughead File)


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