タイトル | EQMMアンソロジー II |
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原題 |
Ellery Queen's 1962 Anthology | ||
発表年 |
1961 | ||
著者/訳者/解説 |
エラリイ・クイーン編/佐倉潤吾・他/S | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
303(巻末「アンソロジーあれこれ」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ729 |
探偵小説に登場する名探偵たちは時代とともに変化し、多種多様なタイプが生み出されている。EQMMアンソロジー第二巻は第一巻と同様、レックス・スタウト、エラリイ・クイーンといった探偵小説界の有名作家をはじめ、アーサー・ミラー、フェレンツェ・モルナールのような国際的文壇作家の創造した名探偵11人を集めた。いわば最高の作家による最高の名探偵小説集である。読者は本書から愛すべき名探偵たちの風貌や、推理法や、捜査ぶりなどに親しく接することができるでしょう。文字通り、名探偵の脳髄に触れられるわけである。 本書は変化に富んだ楽しいEQMM傑作選であると同時に、第一巻につぐ独創的な名探偵アンソロジーである。 |
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初版 |
1962年 | ||
重版 |
1976年再版(640円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-15-000729-2 |
1 ワールド・シリーズの殺人 (レックス・スタウト)
(The World Series Murder)
2 泥棒をとらえてみれば (アーサー・ミラー)
(It Takes a Thief)
3 クリスマスの盗難 (アントニイ・バウチャー)
(Mystery for Christmas)
4 権謀術数 (フェレンツェ・モルナール)
(The Best Policy)
5 鉄柵にぶらさがった男 (レスリー・フォード)
(The Man on the Iron Palings)
6 午前四時 (メアリイ・R・ラインハート)
(Four A. M.)
7 小鳥たちはまた歌う (クレイグ・ライス)
(And the Birds Still Sing)
8 賭博クラブ (エラリイ・クイーン)
(The Gambler's Club)
9 豹の女 (ドロシイ・L・セイヤーズ)
(The Leopard Lady)
10 黒い台帳 (エラリイ・クイーン)
(The Black Ledger)
11 もの言う子牛 (H・ペンティコースト)
(The Talking Calf)