タイトル | 死にぎわの台詞 |
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原題 |
Exit Lines | ||
発表年 |
1984 | ||
著者/訳者/解説 |
レジナルド・ヒル/秋津知子/秋津知子 | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
300 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1508 |
ある寒い晩、三人の一人暮しの老人が死んだ─パリンダーは運動場の泥濘に倒れ、「ポリー」と呟いて。ディークスは入浴中を何者かに襲われ、「チャーリー」と呼んで。自転車に乗ったウェスタマンは車に衝突し、息を引き取る前にこう罵った。「運転してたやつ……あのふとっちょ、酔っぱらいめ」 パスコー警部はディークス殺害事件を調べ始めたが、まもなく大変な問題にぶつかった。ウェスタマンが衝突した車に、なんと上司のダルジールが乗っていたのだ。彼はとかくの噂がある馬券屋と一緒だっただけでなく、酔って運転席に乗り込んだところを目撃されたらしい。だが、部下の心配をよそに、ダルジールは不審な行動をとり続ける。彼の行動は何を意味するのか? そして、老人の死の哀しい真相とは? 日常の問題を抉り出す鋭い観察眼、機知溢れる知的な文体─現代本格派の鬼才が贈る待望のシリーズ最新刊! |
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初版 |
1988年(950円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-15-001508-2 |