ルパン、100億フランの炎 タイトル

ルパン、100億フランの炎

原題

La justice d'Arséne Lupin

発表年

1977

著者/訳者/解説

ボワロ=ナルスジャック/谷亀利一/谷亀利一

カバーデザイン

平野甲賀

ページ数

242

あらすじ(解説文)

出版

サンリオ 御用商人グザヴィエ・マンダイユの邸へ従者と侵入したルパンは、金目のものを手に入れるかわりに一枚の50フラン札を発見した。ていねいにアイロンで皺を伸ばされた札は─ルパンの意に反して贋札ではなかった。計画に反して主人のマンダイユは外出していなかった。ルパンとマンダイユの取っ組み合いに動転して従者はピストルで邸の主人を傷つけてしまった。後日、マンダイユ邸を調べた結果、邸の主人は「最初におまえが地獄行きだ」という手紙を受け取っていた、とドルシャン刑事からルパンは知らされた。その手紙は、もともと小舟の形に折られていたともいう。これはどんな謎めいた事件を暗示しているのだろうか? マンダイユにはどんな忌わしい過去が隠されているのか? またルパンが侵入した時、同時に忍び込んでいた見知らぬ赤毛の男は誰か?
さらにマンダイユ夫人の不可解な行動─莫大な遺産の五人の相続権利人マンダイユ夫人、その妹イザベル、ドルシャン三兄弟のうち一人づつ脅迫の手紙が届けられていた。まずフェリシアン・ドルシャンに「おまえの死ぬ番がまわってきた」、次の犠牲者には「おまえたちはひとり残らず地獄行きだ」─小舟の形に折られた手紙にはどんな意味が? 50フラン札の謎は? 好評の新ルパン冒険シリーズ第四作目。

初版

1979年(980円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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