プロローグ
1 カフェ〈カルディナル〉のテラスにおけるマルセル・プルーストとアルセーヌ・リュパン
2 いかにしてアルセーヌ・リュパンはモーリス・ルブランから逃れるか
3 競売の嘘と真実
4 アルセーヌ・リュパンとシャーロック・ホームズの奇妙な対決
5 エトルタの復讐
6 内務大臣の怪しい挙動
7 ふしぎな緑の目の令嬢の保護者にして紳士、アルセーヌ・リュパン
8 作者と登場人物との会話
9 身元の混乱と追求
10 フロベールの影響下のモーリス・ルブラン
11 モーリス・ルブランの個性に関するいくつかの解明
12 モーリス・ルブランの告白
13 〈黒猫(シャ・ノワール)〉におけるモーリス・ルブラン
14 ファントマが話題にのぼる、ある娘の死体の物語
15 魔術のプリンス、アルセーヌ・リュパン
16 ルブランの妹と、リュパンをめぐる女性たち
17 アルセーヌ・リュパンの見せかけの退場
18 〈慈善バザー会場〉の火事で勇敢に炎に立ち向かうアルセーヌ・リュパン
19 ガニマール警部の幻覚
20 じっと自分の姿に見入るアルセーヌ・リュパン