タイトル | カウント9 |
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原題 |
The Count of Nine | ||
発表年 |
1958 | ||
著者/訳者/解説 |
A・A・フェア/宇野利泰/編集部 F | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
242(巻末「フェアの本格物登場」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ495 |
探偵事務所に足をふみいれたとたん、さすがものに動じないはずの私立探偵ドナルド・ラムもあっとばかりに驚いた。惜しげもなく美しい脚をさらけだした若い女の傍に、パートナーの四十女バーサ・クールが165ポンドの巨体をでんと据えて、写真にとられているところだったのだ。これも依頼の一つとわかって、ドナルドはまたまた驚いた。 そういえば、依頼そのものも変っていた。依頼人は高級ペントハウスに住む富豪の探険家ディーン・クロケットで、蒐集品を公開するパーティをひらく予定だった。その際に、盗難予防に本職の探偵を雇い、バーサの写真入りの宣伝記事を新聞にのせて、以前痛い目にあったパーティ荒しの犯人に挑戦しようというのである。 さて、写真と記事がでかでかと新聞にのった翌日、パーティが開かれ、バーサ・クールは張りきって出かけていった。会は無事に終わったかに見え、バーサが胸をなでおろしたとき、驚くべき事実が発見された。厳重な警戒にもかかわらず、珍しい硬玉の仏像と珍奇な土人の吹き矢の筒とが見事に盗まれていたのだ! しかも、それが奇怪な殺人事件の発端になろうとは……ラム&クール探偵社の面目、いまや累卵の危機に! |
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初版 |
1959年 | ||
重版 |
1989年4版(850円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-15-000495-1 |