タイトル | 草は緑ではない |
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原題 |
All Grass Isn't Green | ||
発表年 |
1970 | ||
著者/訳者/解説 |
A・A・フェア/三田村裕/S | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
193(巻末「E・S・ガードナーの遺作」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1171 |
その富豪の依頼人はためらっていた。女のバーサと小男のラムを一瞥して、頼もしい探偵のイメージがいっぺんに消えてしまったのだ、だが、そのためらいも、バーサ・クールが165ポンドの体躯に怒りをこめて回転椅子をきしらせるにつれ、崩れ去った。しぶしぶ切り出した男の用件というのは、自分のことは何もきかずにただヘイルという小説家を見つけてほしいというものだった。本名を名乗らぬ、気前のいい依頼人の本当の目的は何なのか? 男のいわくありげな様子に興味をひかれたラムはさっそく術策を弄して、ヘイルの探索に乗りだした。 しかし、ラムが小説家の住居を訪れたときは一瞬遅く、ヘイルはアパートを引き払った後だった。同時に彼のガールフレンドも姿を消していた。ラムは二人が向ったと思われるメキシコ国境へ車を飛ばした。が、そこで出喰したのは麻薬の密輸一味と依頼人御本人と一個の死体という事件の意外な進展。しかも、事件をどこからか嗅ぎつけた宿敵セラーズ部長刑事は、どうやら事件の犯人にラムを狙っている様子だった! スピーディな謎の展開、複雑なトリック、素晴しいクライマックスと意外な結末。ペリイ・メイスン、ラムとクール、セルビイ地方検事を産み、世界で最も親しまれた巨匠の遺作。私立探偵ラムとクールの最後の事件! |
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初版 |
1972年(370円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-15-001171-0 |