タイトル | 探偵は絹のトランクスをはく |
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原題 |
The Detective Wore Silk Drawers | ||
発表年 |
1971 | ||
著者/訳者/解説 |
ピーター・ラヴゼイ/三田村裕/S・S | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
219(巻末「時代ミステリの豊かな味わい」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1361 |
大降りの雨をものともせずロンドンから繰り出した観衆の熱気が、リングを包んだ。地面に杭を打ち込みロープを張っただけの舞台に、ようやく二人の主役が揃ったのだ。かたや”ステプニイの牡牛”ミーニックス、かたや無名ながら、たくましい褐色の身体を持つエボニイ。素手の拳闘試合が禁止された今も、法の目をくぐった懸賞試合はしばしば開催されていた。賭けに殺到し、勝負の行方を殺気立って見つめる観衆の前でやがて試合開始が告げられた。二人の拳闘家は中央に進み、鍛え抜かれた裸の拳を合わせた……。 スコットランド・ヤードのクリッブ巡査部長は、部下のサッカレイ巡査とジャゴ巡査を連れて観衆に紛れ込んでいた。数日前、テームズ河から男の首なし死体は引きあげられた事件の捜査でやってきたのだった。死体の拳が、明らかに素手の拳闘の経験者であることを物語っていたのである。……試合は、予想に反してエボニイの圧勝だった。彼は地元の金持ち、ラドストック家の邸で訓練されたという。そして過去にもその邸には何人もの拳闘家が出入りしていた。何かあると感じたクリッブは囮捜査を決意し、ラドストック邸に送り込んだが……。 ホームズの時代を生き生きと再現。英国推理作家協会賞に二度輝いた、最高の時代ミステリ・シリーズ第二弾。 |
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初版 |
1980年(730円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-15-001361-6 |