ギデオン警視と暗殺者 タイトル

ギデオン警視と暗殺者

原題

Gideon's March

発表年

1962

著者/訳者/解説

J・J・マリック/丸本聡明/S

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

206(巻末「マリックとギデオン」及び数あるマリックの別名義の紹介、ギデオン警視の1962年までのシリーズ作品リスト)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ737
大男のジョージ・ギデオンは身体の休まるときがない。それも無理はない。ロンドン警視庁にその人ありと知られた犯罪捜査部長、ギデオンも、相次ぐ犯罪の続発に、いくら身体があっても足りないくらいなのだ。そこへもってきて、ギデオンは重大な任務を与えられて、ますます頭の痛いことになった。
こともあろうに、ギデオンは、ロンドンで開催される西側の頂上会談の警備を仰せつかったのだ。各国首脳の身辺を警戒するとあっては、犯罪捜査部長ギデオンの責任は重大である。折も折、ギデオン警視は厄介な殺人事件をかかえて苦慮していた。その事件は、犯人が分かっているのに、証拠がないために、捜査は暗礁に乗り上げてしまった。しかも、事件はさらにもう一つの殺人事件を生んだのだ!
一方ロンドンには頂上会談に参加するアメリカとフランスの大統領の生命を狙う二人の暗殺者が潜んで虎視眈々と機会をうかがっている。果たして、ギデオン警視はこの難局を無事切り抜けることができるか?
スリルとサスペンスに富むイギリスの87分署、ギデオン警視シリーズの圧巻!鬼才J・J・マリック、1962年の最新傑作!

初版

1962年(200円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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