白鳥の歌 タイトル

白鳥の歌

原題

Swan Song (米 Dead and Dumb)

発表年

1947

著者/訳者/解説

エドマンド・クリスピン/滝口達也/渡辺千裕

カバーデザイン

装丁 坂川事務所/装画 影山徹/編集 藤原編集室

ページ数

264(巻末「オペラの後で」およびクリスピン作品リスト)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会
世界探偵小説全集29
オックスフォードで催されるワーグナー歌劇の稽古中、歌手としては一流ながら人間的には最低の男ショートハウスが様々なトラブルを引き起こしていた。 そして初日も間近に迫ったある夜、歌劇場の楽屋でショートハウスの首吊り死体が発見される。 死亡時刻には現場は密室状態にあり、作曲家で奇行で知られる被害者の兄、恋敵の歌手、理不尽な扱いを受けていた新人指揮者など、殺人の動機を持った容疑者には事欠かなかった。 友人の求めに応じて事件の解明に乗り出したオックスフォード大学の名物教授ジャーヴァス・フェンだが、歌劇場の周辺ではその後も怪事件が相次いだ……。 本格黄金時代の後継者クリスピンが、J・D・カーばりの不可能犯罪に挑んだ円熟期の傑作。

初版

2000年(2400円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-336-04159-8

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