タイトル | 血とハニー |
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原題 |
Blood and Honey | ||
発表年 |
1961 | ||
著者/訳者 |
G・G・フィックリング/矢野徹 | ||
カバーデザイン |
本体 勝呂忠/カバー写真 米国ANI通信社提供 | ||
ページ数 |
197 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ960 |
猛吹雪のニューヨーク。ネグリジェ姿で、肌までずぶぬれのハニーは、殺し屋に狙われ、その猛吹雪の中を逃げまどっていた。雪嵐は眼も開けられないほどの勢いでハニーをたたきつけ、ネグリジェを突き通し、肌を凍りつかせる。でも、泣き声一つ出せなかった。出せば、殺し屋の弾丸が、どこから飛んでくるか、分からないのだ。ちょっと前、ハニーの寝ているホテルのドアに、拳銃を手にした男が立ちふさがった。廊下の明かりでグロテスクなシルエットになったその男は、いきなりサイレンサーからハニーめがけて撃ち込んで来た。ハニーはすぐさま非常階段に出て、裸足のまま地に飛び込み、吹きすさぶ猛吹雪のニューヨークの街中に飛び出して行ったのだ…… ハニーが暖かい西海岸からニューヨークにやってきたのはブロードウェイのプロデューサー、ヴィクター・ケンダルのたっての願いがあったからだ。彼は今までの興行的な失敗を一挙に挽回すべく、女私立探偵をヒロインにしたミュージカルを目論んでいた。しかも、ハニーをモデルとしたミュージカルなので、ハニーはコンサルタントとして、ニューヨークを訪れていたのだった……ニューヨークに行ったハニーの命を狙う殺し屋の正体とは? 女探偵のスリリングな冒険を描くシリーズ最新刊 |
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初版 |
1966年(260円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |