火の玉のような赤毛の大女

UK イモジェーヌ・マッカーサリー
(Imogène McCarthery)

火の玉イモジェーヌ
「火の玉イモジェーヌ」
(1960年)
(早川書房)

 フランスの超人気ミステリー作家シャルル・エクスブライヤの生んだイギリス海軍省の女性情報部員。

 火のような赤毛の大女で、独身の大年増。スコットランド高地の生まれでそれを大変誇りに思うあまりスコットランド人以外を不遜に扱って物議をかもすこともしばしばあります。

 豪傑ぶりを買われてタイピストからスパイに抜擢されますが、思い込みが激しく却って見当違いの行動ばかりして事件を混乱させます。

 周りの人間のおかげで事件は解決しますが、それを自分の手柄だと思い込む、非常に都合のいい天晴れな性格の持ち主です。


■原作■

シャルル・エクスブライヤ
(Charles Exbrayat 仏 1906-1989)


■人物ファイル■

職業
イギリス海軍省情報部員
出身地
スコットランド、ハイランド地方の田舎町キャランダー
事件簿
7長編

■事件ファイル■

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 火の玉イモジェーヌ 1960 HPB1003
2 Imogène est de retour 1962 -
3 帰ってきたイモジェーヌ HPB1052
4 イモジェーヌに不可能なし 1963 HPB1175
5 Notre Imogène 1969 -
6 Les Fiançailles d'Imogène 1971 -
7 Imogène et la veuve blanche 1975 -

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