タイトル | ドーヴァー2 |
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原題 |
Dover Two | ||
発表年 |
1965 | ||
著者/訳者/解説 |
ジョイス・ポーター/尾坂力/N | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
211(巻末「まことに心楽しき本格物」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ968 |
ある土曜日の8時ごろ、イザベル・スラッチャーという女性が、カードリーの町の静かな通りで撃たれた。後頭部に2発。そばには犯行に使用された拳銃が落ちていた。指紋はきれいにぬぐいとられていた。歩道には血や脳みそが飛び散っていたが、奇跡的に一命はとりとめた。が、助かったとはいうものの、意識はまるっきり回復しなかった。こんこんと眠りつづけるイザベルを、地方の新聞は、眠れる美女と名づけ、紙上をにぎわしていた……が、病院側の必死の看護もむなしく8ヵ月後に、イザベルは本当に永遠の眠りについてしまった。マグレガー部長刑事を伴って、朝の6時にカードリーの中央駅に降りたったドーヴァーは、またまた持ち前の癇癪玉を爆発させた……ドーヴァーの受け持つ事件は、きまってロンドンを離れた片田舎。しかも、ほとんど動機も手がかりもない難事件を担当させられるからである。今度の眠れる美女殺人事件も、その例外ではなかったのだ……。 ミステリ史上かつてない特異なキャラクターをもったロンドン警視庁ドーヴァー主任警部、第2の事件! |
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初版 |
1967年(290円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-15-000968-6 |