タイトル | 死のクロスワード |
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原題 |
A Six-Letter Word for Death | ||
発表年 |
1983 | ||
著者/訳者/解説 |
パトリシア・モイーズ/嵯峨静江/嵯峨静江 | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
293(巻末にモイーズの著作リスト) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1442 |
封筒には、優美なイタリア式書体で主任警視ヘンリ・ティベットの名が記されていた。中身は二枚の便箋─一枚目にクロスワード・パズルとその鍵、もう一枚には”追って次の鍵をお送りする”と書かれ、”正義を愛する者”と署名してあった。よくあるいたずらとは思ったが、ティベットは妙に興味をそそられるものを感じた。予告どおり、第二、第三の鍵が送られてきた。パズルの作り手はその道の達人らしく、解くのは容易ではなかった。ティベットは旧知のパズル通の手を借りてようやく桝目を埋めることができた。 答は全部、人名だった。念のために身元を調べると、すべて過去に起きた死亡事件に関係している人物であることが分かった。ティベットは、パズルの送り主が匿名推理作家の集まりである〈ゲス・フー?〉クラブのメンバーではないかと当りをつけた。次の会合にゲストとして招いたティベットの推理力を試すつもりなのだ。 果して、エミーを伴い、会合が開かれるワイト島のオッペンショー卿邸を訪れると、彼の勘は正しかったことが証明された。見事、推理作家たちの鼻を明かしたわけである。だが、パズルが暗示していた悲劇が現実に起きようとは、さすがの警視も予想していなかった! クロスワード・パズル、推理作家の会合、不可解な事故死……本格推理ならではの道具立てを駆使した傑作長篇 |
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初版 |
1984年 | ||
重版 |
1985年再版(900円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-15-001442-6 |