アメリカの人気小説家デイヴィッド・ドッジの生み出した、サンフランシスコで計理士として働くアマチュア探偵。
大恐慌時代のアメリカにおいてほそぼそと計理士の仕事で生計を立てていたという著者の貧しい時代の体験を活かされた作品が多く、また女性編集者と結婚した直後に似たような題材を扱った第3作目の「花婿を射つ弾丸」を発表するなどしており、そのためモデルは著者自身ともいえる風変わりなシリーズです。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | Death and the Taxes (死と税金) |
1941 | - | ドッジの処女作 |
2 | 黒い羊の毛をきれ | 1943 | 東京創元社 世界推理小説全集47('57) | |
3 | Bullets for the Bridegroom (花婿を射つ弾丸) |
1944 | - | |
4 | It Ain't Hay (英 A Drug on the Market) |
1946 | - |