中国湖水殺人事件 タイトル

中国湖水殺人事件

原題

The Chinese Lake Murders

発表年

1960

著者/訳者/解説

ロバート・ファン・フーリック/大室幹雄/R・ファン・フーリック、大室幹雄

カバーデザイン

装幀 戸田ツトム/さし絵 R・ファン・フーリック

ページ数

294(巻末「作者解説 判事と法廷」「放浪する知識人…幕僚タオ・ガンの経歴」)

あらすじ(解説文)

出版

三省堂
ディー判事シリーズ
湖水殺人事件は、ディー判事が西暦666年に三つの難しい事件を解決した次第を述べている。少し前に、彼は漢源の知事に任命されたのである。
漢源は小さな古い町で、首都の北西、わずか96キロほどの所に位置していた。しかし高い山々の間に埋もれていて、ずっと孤立したままの土地であり、外部からそこに住みつく人はほとんどいなかったのである。町は山の湖、漢源の神秘的な湖の畔りにあって、住民は昔から湖をめぐる不思議な話を語り継いでいた。湖で溺れた人たちの遺骸は決して発見されないけれど、その幽霊が生者の中を歩き回っているのが見られたという…(中略)…
 この奇異な古い町で、ディー判事は無残な殺人に出会う。この犯罪の捜査にとりかかった所で、二つの新しい、ややこしい謎に直面して、彼はすぐに、政治的な陰謀と卑しい貪欲と禁じられた暗い熱情との迷路に巻き込まれたことに気づく。…(後略) R・ファン・フーリック

初版

1989年(1950円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-385-34803-0

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