タイトル | 動く肖像画の謎 |
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原題 |
The Living Portrait | ||
発表年 |
1947 | ||
著者/訳者/解説 |
サットン/谷村まち子/谷村まち子 | ||
カバーデザイン |
装幀 杉浦範茂・依光隆/カバー絵・扉・さし絵 高橋懿國 | ||
ページ数 |
221(巻末「原作者と作品について」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
偕成社 世界探偵名作シリーズ3 |
みなさんは、絵の中の少女が、笑ったりにらみつけたりしたなどという話をきいたことがありますか? たぶんないでしょうね。 ところがこの物語の肖像画の少女は、やさしく見えたり、鋭い目つきに見えたり、まるで生きているように変わるのです。 FBI(アメリカ連邦検察局)の若い捜査官ピーターは、自分の居間にかけられた、この肖像画をはじめて見たとき、何か不吉な予感がしたのです。この絵は、夫人が町の画商から買ってきたものです。 ところが、肖像画を買ってきてから、奇怪なことが次々と起こるのです。黒猫が蒸発したり、犬がわざとひき殺されたり、また、肖像画を買いにくる、不思議な男など……。 銀行の現金輸送車が襲われた事件を捜査中のピーター青年は、ふとしたことから、この肖像画が今度の事件と深いつながりがあることに気づくのです。 事件はどんな風に発展していくのでしょう。さあ、あなたもFBIの捜査官になって、いっしょに事件に取り組んでみましょう。 |
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初版 |
1969年(290円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |