タイトル | 怪盗レトン |
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原題 |
Pietr-le-Letton | ||
発表年 |
1931 | ||
著者/訳者/解説 |
ジョルジュ・シムノン/稲葉明雄/稲葉明雄 | ||
カバーデザイン |
十河雅典 | ||
ページ数 |
243 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
角川書店 角川文庫 赤503-4 |
本書はシムノンが80編ちかく書きついだメグレ警部シリーズの、記念すべき長編第一作である。 雨まじりの突風が北停車場のガラス窓をはげしく叩く。『北極星号』から降り立った乗客の一人にメグレは目をとめた。詐欺を専らとする国際犯罪組織の首領、ビートル・ル・レトンに間違いなかった。 だがレトンはもう一人いた…『北極星号』の洗面所から転がり出た死体も、レトンの人相特徴と一致したのだ! ”二人のレトン”の謎を追って、パリの豪華ホテルから裏街、そして遠くベルジュ海岸へと捜査を続けるメグレの前に、事件の意外な真相と、一人の男の哀切な過去が浮かび上がってくる…。 |
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初版 |
1978年 | ||
重版 |
1978年再版(260円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-04-250304-7 |