影絵のように タイトル

影絵のように

原題

L'Ombre Chinoise

発表年

1931

著者/訳者/解説

ジョルジュ・シムノン/望月芳郎/望月芳郎

カバーデザイン

松田正久

ページ数

175

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫252
冬も間近なパリ、ある晩、有名な血清研究所内で、所長のレイモン・クーシェがピストルで射殺され、金庫の中に入れてあった所員の月給がなくなっていた。その時クーシェが殺されていたとも知らず、情婦のニーヌが訪ねてきた。翌朝、メグレは彼女のもとへ調べに行き、はからずも隣の部屋に住んでいる麻薬中毒の若い男がクーシェの息子であるのを知る。下層階級から成り上がったクーシェの背後には、複雑な家庭事情があるのだった。当然持ち上がってくるクーシェの莫大な遺産相続は? メグレは、その妄執と陰謀の暗い影のなかに立たされる……。

初版

1961年(80円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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