メグレとベンチの男 タイトル

メグレとベンチの男

原題

Maigret et l'homme du banc

発表年

1952

著者/訳者/解説

ジョルジュ・シムノン/矢野浩三郎/矢野浩三郎

カバーデザイン

水野良太郎

ページ数

256

あらすじ(解説文)

出版

河出書房新社
メグレ警視シリーズ15
繁華街に近い路地で中年の男が刺し殺された。持っていた身分証明書から男の身許はすぐ割れた。ルイ・トゥーレ。倉庫係。郊外の新興住宅地に住んでいる。遺体を確認にきた奥さんは、トゥーレが黄色い靴をはいているのに気がついた。朝家を出るときは黒い靴だった。だいたい黄色い靴など持っていない。男が勤めているはずの倉庫会社はとっくに倒産していた。だが奥さんの話では、毎朝弁当を持って定刻に家を出、月給もちゃんと持って帰る。失業中のトゥーレが毎日パリで何をし、何で稼いでいたのか。メグレはトゥーレの生前の生活を再構成していく……。

初版

1976年
1982年新装版(680円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-309-70915-X

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