タイトル | メグレとルンペン |
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原題 |
Maigret et le clochard | ||
発表年 |
1962 | ||
著者/訳者/解説 |
ジョルジュ・シムノン/野中雁/野中雁 | ||
カバーデザイン |
水野良太郎 | ||
ページ数 |
226 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
河出書房新社 メグレ警視シリーズ37 |
セーヌ河岸にたむろするルンペンが襲われた。仲間から《お医者さん》と呼ばれているおとなしい中老の男である。橋の下で寝ているところを、頭を殴られ、川に投げこまれた。付近に停泊中の川船の船頭に助けあげられ、意識不明のまま病院に送りこまれた。船頭の供述によれば、同時刻ごろ河岸に現われた赤いプジョーの二人組の犯行と見られる。一方、メグレ夫人の協力により、ルンペンの身許が判明した。二十年前に蒸発したミュルーズの医師で、夫人と娘が今はパリに住んでいる。事件としては些細だが、ルンペンが襲われたという珍しい事例に、メグレは興味を惹かれた。 | |
初版 |
1979年(680円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |