メグレとしっぽのない子豚 タイトル

メグレとしっぽのない子豚

原題

Maigret et les petits cochons sans queue

発表年

1950

著者/訳者

ジョルジュ・シメノン/原千代海

カバーデザイン

上村経一

ページ数

229

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
HPB(シメノン選集)807
ジョルジュ・シメノンは現在活躍を続けている探偵小説作家の中で最も特異な存在である。ベルギーのリェージュに生れた彼は、フランスで作家活動を続けたが、1945年アメリカに渡り現在はコネチカット州に住んでいる。アメリカの市民権を得たいともらしたこともあり、アメリカに定住する意志があるのかもしれない。現在彼はアメリカ探偵作家クラブ会長に選ばれている。彼の作品には、本選集にも収められた「雪は汚れていた」や「過去の女」のような優れたロマンも多いが、メグレ警部の登場する探偵小説の中にも傑作が少なくない。本書「しっぽのない子豚」は表題以下八篇の短篇を集めたもので、いずれ劣らぬ佳篇揃いである。

初版

1955年(170円)

重版

入手

絶版

ISBN

なし

1 しっぽのない子豚 (Les petits cochons sans queue)

2 命にかえて (Sous peine de mort)

3 しがない仕立屋と帽子商 (Le petit tailleur et le chapelier)

4 ベルカン氏という男 (Un certain Monsieur Berquin)

5 寄港地・ビュエナヴァンチュラ (L'Escale du Buenaventure)

6 街を行く男 (L'homme dans la rue)

7 愚かな取引 (Vente à la Bougie)

8 フォンシーヌの喪 (Le deuil de Fonsine)

9 四号夫人とその子供たち (Madame Quatre et ses enfants)


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