タイトル | 裏切部隊 |
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原題 |
The Betrayers | ||
発表年 |
1966 | ||
著者/訳者 |
ドナルド・ハミルトン/村社伸 | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
222(巻末にマット・ヘルム・シリーズ作品リスト) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1111 |
諜報員マット・ヘルムといえどもひとの子。前回の任務で、職務のためとはいえ、長い間ペアを組み、愛すら感じていたクレアを死なせた。さすがに深い打撃をうけ、しばらく仕事から離れたかった。受持区域をとおく離れたハワイ諸島の休暇を願い出たのは、そんなことからだった。が、諜報部の上司とは人情を解さぬ怪物にちがいない。上司のマックは休暇願いは受理したものの、渡りに船とハワイにあるモンク支部の内偵を命じたのだ。 モンクは十数年前のマットのライバルで、爆発物の取扱いに抜群の手腕をもち、仕事に対して宗教的信念を抱いている天才肌の諜報員だった。ただ、むやみに人を殺す悪癖の持主で、当時からマットとは犬猿の仲である。現在、太平洋地区の全域を掌中に収めたそのモンクに、M機関に対する裏切りの動きがあるというのだ。……マットもモンクも相手の手の内は知悉している。作戦を知りつくした者同士の戦いは、虚々実々の掛引きを駆使した冷酷無残なものになるだろう。苦戦を覚悟してハワイに降り立ったマットは、早速モンクからマットに先立って派遣された諜報員の死体の贈物をうけ、クレアの思い出に沈む間もなく、眼前に現われた二人の謎の女とともにかつて経験した最も苦しい戦いの渦中に巻きこまれていった! スパイ小説の醍醐味を満喫できる最新傑作! | |
初版 |
1970年(380円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |