タイトル | 明日は殺人 |
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原題 |
Tomorrow Is Murder | ||
発表年 |
1960 | ||
著者/訳者/解説 |
カーター・ブラウン/田中小実昌/S | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
148(巻末「バスト96」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ695 |
ブロンドのグラマー探偵メイヴィス・セドリッツは、パートナーのジョニイ・リオにやめられて大弱り。リオには、最近デトロイトの自動車工場から保安主任の口がかかり、給料にひかれた彼はそっちへいってしまったのだ。が、事件のほうはメイヴィスの思惑などおかまいなしに降って湧く─ある水曜日、古美術商レイモンド・ロメインが彼女の事務所を訪れ、今朝がた郵便で送られてきた一枚の紙切れを見せた。それは、テレビ雑誌の番組表を切りとったもので、金曜日の深夜番組《サム・バリイ・ショウ》のところが濃い鉛筆でかこんである。そして、その下には「用心しろ、ロメイン、これは生死の問題だぞ」と書き込んである! いたずらにしては手がこんでいる。メイヴィスは200ドルで調査を引きうけると、テレビ・スタジオにサム・バリイを訪ねた。しかし、バリイには問題の切りぬきには全然心当たりがなかった。こうなっては金曜日の夜を待つより仕方がない……。《サム・バリイ・ショウ》は世の変人たちを集め、バリイの司会で勝手気ままなおしゃべりをする番組。だが、金曜日の放送は大騒動に陥ってしまった。ゲストとして出演したブルネットの美人、ドロレス・パーマーがこともあろうに放送中おそるべき予言をしたのだ─明日の午前4時、古美術商ロレインが殺される─と。果して、その予言は的中した! ロレインは自室で無残にも刺殺されたのである。 バスト96、ウェスト58、ヒップ94のグラマー探偵メイヴィス・セドリッツ登場! セックスとユーモアで描く、女探偵シリーズ第1弾! |
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初版 |
1962年(150円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |