タイトル | 夜に目覚めて |
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原題 |
She Woke to Darkness | ||
発表年 |
1954 | ||
著者/訳者/解説 |
ブレット・ハリデイ/中田耕治/ブレット・ハリデイ(序文)、都筑道夫 | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
197(巻末「ハリデイとその友シェーン」&ハリデイの著作目録) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ339 |
ニューヨーク、ヘンリイ・ハドスン・ホテルの豪華なロビイで、例年のアメリカ探偵作家クラブ賞の受賞パーティが盛大に開かれていた。探偵小説の人気作家ブレット・ハリデイも、もちろんその会の一人だった。華やかなパーティの雰囲気に彼は快く酔っていた。だがそれから半時間もたたぬうちに、彼自身が、恐るべき殺人事件に捲きこまれようとは、神ならの身の知る由もなかったのだ……。 本書の著者ブレット・ハリデイは通俗ハードボイルド派随一の人気作家で、マイアミの私立探偵マイクル・シェーンを主人公にしたシリーズが既に三十余冊あるが、そのほか別名で西部小説を書き、やはり探偵作家の夫人へレン・マクロイと共同で探偵小説批評もやるという活躍ぶりである。本書はマイクル・シェーンものの二十五冊目だが、特に小説中にアメリカ探偵作家クラブ賞受賞パーティを刻明に描き、実在の著名作家を多数登場させている点が変っている。 |
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初版 |
1957年(160円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |