殺人の仮面 タイトル

殺人の仮面

原題

Murder Wears a Mummer's Mask (In a Deadly Vein)

発表年

1943

著者/訳者

ブレット・ハリデイ/信木三郎

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

161

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ801
1860年代のゴールド・ラッシュで栄華をきわめた鉱山町セントラル・シティも、今では避暑客が訪れる静かな観光町と化していた。が、マイアミの私立探偵マイケル・シェーンが愛妻フィリスとともにその地を訪れたときは、年一度の演劇祭が蓋をあけ、町全体が気ちがいじみた興奮に湧き立っていた。そしてその興奮は、オペラ劇場の開場が近づいた夕暮れには、最高度に達した。オペラ劇場の前は、はるばるニューヨークからやってきた有名な劇団の初日の芝居を見んものと、人々が押しかけ、ごった返していた。
だが、その人混みの中から、突然耳をつんざくような悲鳴があがった! シェーンはすぐその悲鳴の方に駆けつけたが、そこには、最近金鉱を掘り当てたと噂される老人が、鈍器で惨殺されていた! 殺人事件など経験したことがない観光町の人々は、あまりのことに恐怖におののいた。が、その恐怖もまださめきらないうちに、今度は若いブロンド女の死体が、町中を貫く川の岸に打ち上げられたのである!シェーンの到着を待ち受けるかのように起った、小さな観光町の連続殺人事件!
警官の手薄なその町で、一人敢然と殺人事件の謎を追う、タフ・ガイ探偵マイケル・シェーン! ブレット・ハリデイが久々に放つハードボイルドの傑作!

初版

1963年(170円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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