タイトル | ママは何でも知っている |
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原題 |
Mom, the Detective | ||
発表年 |
1977 | ||
著者/訳者/解説 |
ジェイムズ・ヤッフェ/小尾芙佐/S・S | ||
カバーデザイン |
明記なし | ||
ページ数 |
205(巻末「安楽椅子探偵の系譜」) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1287 |
金曜日の夜は、ブロンクスのママの家で開かれる週に一度の夕食会。 料理はお定まりのロースト・チキン。 集まるのは殺人課の刑事である息子のデイビッドと妻のシャーリイ、それにママの三人だけ。 でもデイビッドにとっては貴重な夜だ。 世界一とだっていえるチキンの味はともかく、それにもましてママの助言は聞き逃すことができない。 警察を何週間もきりきりまいさせている難事件を、ママはいとも鮮やかに解決してしまうのだ。 ママに言わせれば、殺人犯人を突き止めることなど児戯にひとしい。 平凡な常識、人間の心理を見抜く眼、それに長年ごまかしの上手な肉屋や食料品屋相手に鍛えた、何ものにも決して欺かれない才能さえあれば……。 プリンス・ザレスキー、隅の老人、ウェルト教授と続く〈安楽椅子探偵〉の系譜の中でも燦然と輝く〈ブロンクスのママ〉登場。 |
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初版 |
1977年 | ||
重版 |
1992年5版(850円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-15-001287-3 |
1 ママは何でも知っている (Mom Knows Best)
2 ママは賭ける (Mom Makes a Bet)
3 ママの春 (Mom in the Spring)
4 ママが泣いた (Mom Sheds a Tear)
5 ママは祈る (Mom Makes a Wish)
6 ママ、マリアを唄う (Mom Sings an Aria)
7 ママと呪いのミンクコート (Mom and the Haunted Mink)
8 ママは憶えている (Mom Remembers)