オパールの囚人 タイトル

オパールの囚人

原題

The Prisoner in the Opal

発表年

1928

著者/訳者/解説

A・E・W・メースン/土屋光司/土屋光司

カバーデザイン

吉永哲男

ページ数

364(巻頭「A・E・W・メースンに就いて」)

あらすじ(解説文)

出版

日本公論社
英米探偵小説新傑作選集
A・E・W・メースンのアノー探偵三部作中の”The Prisoner in the Opal”を訳す。作者メースンは1865年の生まれで、処女作を発表したのでさえ1895年とあるから、所謂老大家である。が、その大部分が戦慄小説ともいうべきもので、純粋の探偵小説はアノーの登場する三部作に過ぎないが、何れも好評を博した。この三部作のうちではこの「オパールの囚人」が最後で、これについてメースン自身はこう書いている 「小説がある公式に則って書かれたというのは妙な言い方だが、この「オパールの囚人」は「矢の家」と全く同じ公式に則って書いたものである。ただ僕の友人連中が、どうしてリカードを出さないのかとしつこく言うので、「薔薇荘の殺人」以来姿を見せなかった彼をもう一度フランスへ連れて来て、パリー警視庁警部アノーと協力せしめた。」…

初版

1937年(1円60銭)

重版

入手

絶版

ISBN

なし

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