タイトル | 天皇の密偵 ミスター・モトの冒険 |
||
原題 |
Mr.Moto Is So Sorry | ||
発表年 |
1938 | ||
著者/訳者/解説 |
ジョン・P・マーカンド/新庄哲夫/新庄哲夫 | ||
カバーデザイン |
河村要助 | ||
ページ数 |
342 | ||
あらすじ(解説文) |
|||
出版 |
角川書店 角川文庫 赤545-1 |
カルビン・ゲーツがその日本人と初めて会ったのは、釜山へ向かう連絡船の上だった。常に微笑を浮かべ、やたらに”アイム・ソーリー”を連発する、慇懃無礼な男だった。 男の名前はI.A.モト。柔和な外見の下にカミソリのような頭脳を隠し、小柄な体に恐るべき柔術の業を秘めた、日本No.1の秘密情報部員である。 時代は、日本が中国侵略に乗りだした昭和10年代。ゲーツがひそかに目指すのは、今まさにキナ臭さを増し始めた中国奥地であった。そして同じ車中には、これまた秘密の匂いのするアメリカ娘と、同行のロシア人が、その3人から監視の眼を離さないミスター・モト。旅の進展とともに明らかになる、大がかりな国際謀略とは? |
|
初版 |
1981年(380円) | ||
重版 |
|||
入手 |
|||
ISBN |
4-04-254501-7 |