ソルトマーシュの殺人 タイトル

ソルトマーシュの殺人

原題

The Saltmarsh Murders

発表年

1932

著者/訳者/解説

グラディス・ミッチェル/宮脇孝雄/宮脇孝雄

カバーデザイン

装画 影山徹/装丁 坂川栄治+藤田知子(坂川事務所)

ページ数

316(巻末にミッチェルの著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会
世界探偵小説全集28
ぼく、ノエル・ウェルズはソルトマーシュ村の副牧師をつとめている。 牧師のクーツさんは付き合いにくい人で、奥さんはやかまし屋だけど、姪のダフニは美人だし、村は平和そのもので、とやかく言うことはない。 ところが、牧師館のメイドが父親のわからぬ子供を妊娠し、お払い箱になった頃から、村では妙な事件が次々に起き始めた。そして村祭りの夜、クーツさんが何者かに襲われ、大騒ぎをしているうちに殺人事件の知らせが飛び込んできた。
そこで探偵仕事に乗り出してきたのが、お陣屋に泊まっていた魔女みたいなお婆さん、ちょっと気味の悪いところのある人だけど、なんでも有名な心理学者で、おそろしく頭が切れる人、いつの間にか助手にされてしまったぼくだったが……。
魔女の血を引くという変り種の女探偵ミセス・ブラッドリー登場の、英国ファルス派グラディス・ミッチェルの代表作。

初版

2002年(2500円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-336-04158-X

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