タイトル | ダイエット中の死体 |
||
原題 |
Mrs Pargeter's Pound of Flesh | ||
発表年 |
1992 | ||
著者/訳者/解説 |
サイモン・ブレット/堀内静子/堀内静子 | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
212(巻末にサイモン・ブレット著作リスト) | ||
あらすじ(解説文) |
|||
出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ1613 |
親友につきあって減量サロンに入ることにしたパージェター夫人は、着いたそうそう上階の窓から洩れ聞こえてきた若い娘の声に、思わず聞き耳を立てた。「わたしは殺されてしまう。もう誰にもとめられない」 この不穏な言葉にもかかわらず、パージェター夫人の減量サロン一日目は、何事もなく無事に終わった。しかしその晩誰かがストレッチャーで部屋から運びだされるのを目撃した夫人は、シーツをめくってみて驚いた。そこには、がりがりに痩せこけた若い娘の死体が横たわっていたのである! 彼女が例の声の主だったのだろうか? だとすると、本人の言葉どおり、この娘は殺されたのか? 拒食症による突然死というのが減量サロン経営者の説明だったが、夫人はそれに納得できず、ダイエットそっちのけで調査に乗りだした! 人生をエンジョイする陽気な未亡人が鮮やかな推理を披露する、皮肉たっぷりの英国ユーモア・ミステリ。 |
|
初版 |
1994年(950円) | ||
重版 |
|||
入手 |
|||
ISBN |
4-15-001613-5 |