タイトル | ナポレオン・ソロ16/コンピューター戦争 |
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原題 |
The Utopia Affair | ||
発表年 |
1968 | ||
著者/訳者/解説 |
デイヴィッド・マクダニエル/小菅正夫/H | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
186(巻末「ナポレオン・ソロ、最後の冒険」及びナポレオン・ソロ・シリーズ作品リスト) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ 1084 |
南オーストラリアにあるユートピアは世界各国の要人がむりやり休暇をとらされて送りこまれる高級療養所だが、それだけ療養者の娯楽には充分気を配っていた。健康を害して送りこまれたウェーバリー課長が選んだ気晴しは戦争ゲームだった。それは未知のふたりが指揮官として敵味方にわかれ、巨大なコンピューターを駆使しつつ本物の軍隊を動かして模擬戦闘を戦わすというものだった。ソロとイリヤが留守を守る本部が気掛りだったが、ウェーバリーは次第にゲームに気をそそられ、熱中していった。 が、秘密頭脳アルチミット・コンピューターを開発したスラッシュがこの絶好の機会を逃すわけがない。課長の身辺に危険を感じて、単独、ユートピアの職員として潜入したイリヤの予感は的中した。盗聴装置から、戦争ゲームの相手が実はスラッシュの幹部であり、すでにウェーバリー暗殺のためにアルチミット・コンピューターが組織最強の殺し屋、日本人の武術者マツジロウとトルコ人キアジムを派遣したことが判明したのだ! 一方、ソロの守るニューヨークのアンクル本部は、アルチミット・コンピューターの指令による波状攻撃にさらされていた。模擬戦争に熱中する課長をよそに、今やアンクル機関は、壮絶なコンピューター戦争において組織結成以来最大の危機に瀕していたのだ! |
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初版 |
1969年(270円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |