ナポレオン・ソロ 恐怖の逃亡作戦 タイトル

ナポレオン・ソロ 恐怖の逃亡作戦

原題

The Unfair Fare Affair

発表年

1968

著者/訳者

ピーター・レスリー/中尾明

カバーデザイン

明記なし

ページ数

190

あらすじ(解説文)

出版

久保書店
Q-Tブックス
「チャンネル・オープン」
 イリヤはあえいだ。
「聞こえるか、ナポレオン……聞こえるか……計画は失敗した……バルトリッチは、ぼくがにせ者だと見破った。そして、ぼくはセルニックとして軍隊に渡された……」
 四方から、兵士たちがイリヤにとびついた。背中を銃でどやしつけ、手をねじり上げようとした。それでもイリヤは床にうずくまり、壁に顔をくっつけるようにして、ソロにできるだけたくさんの情報を送ろうと必死になっていた。
 「……これから西ドイツの護衛隊が……ぼくを東ドイツに……プラハへ帰す……」
 しかし、兵士たちの重みに耐えきれなくなった。ついに無線機は、イリヤの手からもぎとられ、床に叩きつけられてから、重い軍靴で踏みつぶされてしまった。 数分後イリヤはトラックに乗せられた。

初版

1968年(350円)

重版

入手

絶版

ISBN

なし

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