探偵が多すぎる タイトル

探偵が多すぎる

原題

Too Many Detectives

発表年

1938

著者/訳者/解説

レックス・スタウト/村上博基/エラリイ・クイーン

カバーデザイン

表紙 真鍋博/本文イラスト 桜井一

ページ数

54(全体で202)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリマガジン
1972年10月号
この電話盗聴事件調査の物語─レックス・スタウトのもっとも魅惑的中篇のひとつ─の主要登場人物は、女流探偵二人をふくむ六人の私立探偵である。ペチコート探偵のひとりが、アーチー・グッドウィンのお目あてであったことは疑いないが、しかし、もうひとりはネロ・ウルフのお目あてであったのだろうか(ビールを愛し、蘭をいつくしみ、錐刀の切れ味の頭脳を持つ女ぎらいが、女にその方面から関心をいだいたというのだろうか)。それはそれとして(彼もまた人の子)、本事件解決にはなんと四十八人の探偵─男四十二、女六─が招集された。はたして探偵多くして船山を登るか?

初版

1972年(330円)

重版

入手

絶版

ISBN

なし

【ハヤカワミステリマガジン1972年10月号収録作品】

1 マフィアの虎猫 (エドワード・D・ホック
   (The Theft of the Mafia Cat)

2 いかさま博士 (アイザック・アシモフ
   (The Phony Ph.D)

3 ストラング先生と凶暴な自動車 (ウィリアム・ブルテン
   (Mr. Strang Finds a Car)

4 メモ魔 (シャーリイ・ジャクスン)

5 金貨 (メルヴィル・ディヴィッスン・ポースト
   (The Riddle)

6 チュウチュウ、タコかいな (フランク・サリヴァン)
   (A Garland of Ibids)

7 天児(あまがつ) (福島正実)

8 シャーシー・トゥームズの悪夢 (メアリイ・M・ストリート)

9 探偵が多すぎる (レックス・スタウト)
   (Too Many Detectives)


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