タイトル | キルマスター1/スパイの城 |
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原題 |
Spy Castle | ||
発表年 |
1966 | ||
著者/訳者/解説 |
ニック・カーター/平井イサク/N | ||
カバーデザイン |
勝呂忠 | ||
ページ数 |
193(巻末「キルマスター・スパイ、ニック・カーター」および1966年までのシリーズ作品リスト) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ989 |
巨大な金属の葉巻─核弾頭以上に怖るべきものをはらんだ一発のミサイルが、スコットランド北東部の沖合に横たわる霧深い島から発射された。たちまち雲の中に吸い込まれると、ミサイルは、よく仕込まれた猟犬が鳥を追うように北極点に向かって着々と近づいていった……北極点でミサイルが爆発したというニュースが報じられてから間もなく、世界の主要な国々の首相、大統領に書留書簡が届けられた。その書簡は、クレムリンはもとより西側諸国の閣僚たちを狂乱状態に追いやった。ペンドラゴンと名乗る差出人は、一週間の猶予を与えて、ある要求を出していた。その要求を満たさなければ、北極点に命中したようにミサイルの目標は主要各国に確実に向けられるのだ。 かくて緊急指令が、アメリカ秘密諜報部AXEからキルマスターと異名をとるニック・カーターに下された。折りしも、ニックは誘惑したばかりの美貌のオペラ歌手と歓喜の夜を過ごしている最中だった─が、キルマスターことニックは舌うちしながらも、怖るべき近代兵器をもつ謎の人物に敢然と挑戦することになった! 007号以上と評判の新しいシリーズ─スリル、エロティシズムをふんだんに盛り込んで描く、〈キルマスター〉ニック・カーター・シリーズ第一弾! |
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初版 |
1967年(270円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
なし |