タイトル | 死のとがめ |
||
原題 |
The Worm of Death | ||
発表年 |
1961 | ||
著者/訳者 |
ニコラス・ブレイク/加島祥造 | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
247 | ||
あらすじ(解説文) |
|||
出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ756 |
「彼はわしを殺すつもりだ。そしてわしは、彼に殺されてやらねばならぬ」……慈悲深い医者として人々の尊敬を一身に集めていたピアーズ博士は、この謎の言葉を書き遺して、湿っぽい濃霧が身にしみる夜失踪した。日ならずして、博士はテームズ河のほとりに腐爛死体となって流れついた。両脚を切断された見るも無残な他殺体だった! 失踪する前日、博士と晩餐を共にした友人のナイジェル・ストレンジウェイズは、博士の死を深く悲しみ、この事件を恋人のクレアとさぐりにかかったが……この殺人には意外にも博士の過去が結びついていた─慈悲深い医者として人々から尊敬されていたピアーズ博士には、じつは暗い、悲劇的な翳があり、それがこの殺人に深く結びついていたのだ! 霧深いロンドンの高級住宅地を舞台に、周到な計算をもって構成された本格探偵小説! イギリス本格派の雄、ニコラス・ブレイクの最新作! |
|
初版 |
1963年(260円) | ||
重版 |
|||
入手 |
|||
ISBN |
なし |