タイトル | 空っぽの罐 |
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原題 |
The Case of the Empty Tin | ||
発表年 |
1941 | ||
著者/訳者 |
E・S・ガードナー/三樹青生 | ||
カバーデザイン |
上泉秀俊 | ||
ページ数 |
285 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
早川書房 ハヤカワポケットミステリ597 |
金物商アーサー・ジェントリイの妻、フロレンスは地下室の棚に奇妙な罐を見つけた。それは、罐詰に混じってさりげなく置かれていたが、よく見ると一度切りひらいた蓋を、また丁寧に溶接で密閉した空罐だった……。 その夜二時頃、彼女は誰かが床の上を歩きまわる物音と、一発の銃声を耳にした。さっそく夫を揺り起し、家の中をくまなく調べさせた。が、どこにも異常は認められなかった。ただ、息子ジュニアの姿が寝室に見えなかったのが、フロレンスには気になった……。 次の朝、隣りのエルストン・カー家は大騒動だった。昨夜、一階に住む映画脚本家ホクスリイの部屋で奇妙な事件が起ったのだ。金庫の前には血が溜り、血痕が床の上に点々とつづいていた。どう見ても、殺人現場だ。だが奇怪にも、肝心のホクスリイの姿はどこにも見当たらなかった。同時に、家政婦も行方をくらましていた。 死体のない殺人か? スキャンダルに巻きこまれたくないというカーの依頼を受けて、ペリイ・メイスンは警察に先んじて事件を解決すべく、捜査に乗り出した。そしてまもなく、深夜にメイスンの事務所に電話がかかってきた。行方不明の家政婦からで、指定の場所まで出向いてくれば、事件の真相を教えるという、罠の匂いを感じ取りながらも、メイスンはあえて虎穴に入る覚悟をして夜の街へと飛びだしていったが……? |
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初版 |
1960年 | ||
重版 |
1983年4版(800円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-15-000597-4 |