タイトル | トレント乗り出す |
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原題 |
Trent Intervenes | ||
発表年 |
1938 | ||
著者/訳者/解説 |
E・C・ベントリー/好野理恵/塚田よしと | ||
カバーデザイン |
妹尾浩也 | ||
ページ数 |
311(巻末にベントリーの経歴および著作リスト、トレントの人物紹介) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
国書刊行会 ミステリーの本棚1 |
本格長編ミステリー黄金時代の到来を予告した名作「トレント最後の事件」で登場した、愛すべき名探偵フィリップ・トレントは、短編でもそのすぐれた推理の腕前を発揮している。古い教会を舞台に仕組まれた巧妙な詐欺事件をえがいて、ミステリー通が選ぶ短編ベスト〈黄金の12〉にも採られた「ほんもののタバード」をはじめ、友人夫妻のイタリアの別荘を訪れたトレントが、女主人の妹を毎夜襲う奇怪な発作の謎を解き明かす「りこうな鸚鵡」、スケッチ旅行の途中で失踪した貴族の足跡をたどり隠された犯罪をあばく「隠遁貴族」、かつて人気絶頂の歌姫が投身自殺した謎を追って意外な真相に到達する、シリーズ掉尾を飾る珠玉の名品「ありふれたヘアピン」まで、巨匠の輝かしい才能をしめす全12篇を収録した名短篇集、初の完訳。 | |
初版 |
2000年(2400円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-336-04242-X |
1 ほんもののタバード (The Genuine Tabard)
2 絶妙のショット (The Sweet Shot)
3 りこうな鸚鵡 (The Clever Cockatoo)
4 消えた弁護士 (The Vanishing Lawyer)
5 逆らえなかった大尉 (The Inoffensive Captain)
6 安全なリフト (Trent and the Fool-Proof Lift)
7 時代遅れの悪党 (The Old-Fashioned Apache)
8 トレントと行儀の悪い犬 (Trent and the Bad Dog)
9 名のある篤志家 (The Public Benefactor)
10 ちょっとしたミステリー (The Little Mystery)
11 隠遁貴族 (The Unknown Peer)
12 ありふれたヘアピン (The Ordinary Hairpins)