タイトル | ファイロ・ヴァンスの犯罪事件簿 |
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原題 |
Philo Vance on Modern Criminology | ||
発表年 |
2007(日本で独自に編纂) | ||
著者/訳者/解説 |
S・S・ヴァン・ダイン/小森健太朗/小森健太朗 | ||
カバーデザイン |
栗原裕孝 | ||
ページ数 |
230(全体で265) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
論創社 論創海外ミステリ67 |
「ヴァン・ダインの登場によってアメリカ探偵小説は一夜にして成年に達した」 評論家ヘイクラフトをしてこう言わしめた往年の巨匠ヴァン・ダイン。日本人作家にも多大な影響を与えた彼の短編を世界で初めて一冊にまとめる。 名探偵ファイロ・ヴァンスが語る犯罪実話九編に加え、評論「傑作探偵小説」の原型となった初邦訳の「探偵小説論」や本名であるライト名義の書誌データ等、詳しい資料を併録。 |
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初版 |
2007年(2000円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
978-4-8460-0750-8 |
1 緋色のネメシス─ジェルメーヌ・ベルトン事件 (The Scarlet Nemesis)
2 魔女の大鍋の殺人─フランツィスカ・プルシャ事件 (A Murder in a Witches' Cauldron)
3 青いオーバーコートの男─ヤロスジンスキー事件 (The Man in the Blue Overcoat)
4 ポイズン─グスタフ・コリンスキー事件 (Poison)
5 ほとんど完全犯罪─ヴィルヘルム・ベッケルト事件 (The Almost Perfect Crime)
6 役立たずの良人─カール・ハニカ事件 (The Inconvenient Husband)
7 嘆かわしい法の誤用─ボンマルティーニ事件 (The Bonmartini Murder Case)
8 能なし─オットー・アイスラー事件 (Fool !)
9 ドイツの犯罪の女王─グレーテ・バイヤー事件 (Germany's Mistress of Crime)
探偵小説論
推理小説傑作選 序文
ウィラード・ハンティントン・ライトの著作概観と「ニーチェの教え」