タイトル | キングとジョーカー |
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原題 |
King and Joker | ||
発表年 |
1976 | ||
著者/訳者/解説 |
ピーター・ディキンスン/斎藤数衛/山口雅也 | ||
カバーデザイン |
カバー写真提供 getty images/カバー・デザイン 小栗山雄司 | ||
ページ数 |
417(巻末「隠れた鬼才の代表作」及びディキンスンの著作リスト) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
扶桑社 扶桑社ミステリー1061 |
現実とは異なる家系をたどった英国王室。王女ルイーズは、いつもと同じ朝食の席で、父王の秘密に突然気づいてしまう。しかしその朝、とんでもない騒動が持ちあがった。食事の皿に、がま蛙が隠されていたのだ! こうして、謎のいたずら者=ジョーカーの暗躍がはじまった。罪のないいたずらは、ついに殺人に発展。王女は、ジョーカーの謎ばかりか、王室の重大な秘密に直面する……CWAゴールド・ダガー賞2年連続受賞の鬼才が、奇抜な設定と巧緻な謎解きを融合させた傑作、復活!<解説・山口雅也> | |
初版 |
2006年(838円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-594-05259-2 |
タイトル | キングとジョーカー | ||
原題 |
King and Joker | ||
発表年 |
1976 | ||
著者/訳者/解説 |
ピーター・ディキンスン/斎藤数衛/斎藤数衛 | ||
カバーデザイン |
角田純男 | ||
ページ数 |
337 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
サンリオ サンリオSF文庫26-B |
「王女(プリンセス)ルイーズが初めて、いたずら(ジョーク)を実際に目撃したのは、夏休みの最後の日の朝、バッキンガム宮殿の朝食の間でのことだった」 王(キング)がヨークハムがのっているはずの受皿の蓋をとると震える牛糞のようながま蛙がのっていた。はじめは他愛ないいたずらでしかなかった。だが、ハンガーのズボンの片足がすべて切り落としてあったり、宮殿にグランドピアノが八、九台も届けられたり、王女の寝巻きが二つに引き裂かれ、いずれも真紅の×印がつけられているに及んで凶悪さが目につきはじめた。このいたずら者(ジョーカー)、脅迫じみた道化師、やがて殺人にまで発展するフォールスタッフとは誰なのか? 宮中警備隊とロンドン特捜部の必死の捜査をかいくぐって凶暴さと陰険さを増していくいたずら者の目的は、ただ王家の私生活を混乱させるだけなのか、あるいは王家の誰かを直接狙ったものなのか? 巧緻極まりない設定と華麗な文体で恐怖を盛り上げていくディキンスンの異色作。 |
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初版 |
1981年(420円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-387-81505-1 |