黒猫は殺人を見ていた タイトル

黒猫は殺人を見ていた

原題

The Cat Saw Murder

発表年

1939

著者/訳者/解説

D・B・オルセン/澄木柚/澄木柚

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

229

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1731
好奇心旺盛な老婦人レイチェル・マードックは、何故か怯えきった姪リリーの頼みで、彼女が住む海辺のリゾート地へと向かった。姉ジェニファーの反対を押し切り、莫大な遺産を相続している愛猫サマンサを連れて、レイチェルが赴いたサーフハウスは粗末な下宿屋で、住人は無愛想な女主人を始め一癖ありそうな者ばかりだった。到着早々、不穏な事件が続発する。サマンサは毒入りの肉片を与えられ、昏倒したリリーが廊下で発見される。翌夜、猫の異常な鳴き声を聞きつけた住人がリリーの部屋を覗くと、一面の血の海のなかで老婦人と姪が倒れていた。レイチェルは毒を盛られて瀕死の状態で、リリーは無残にも毒殺されていた。九死に一生を得た老婦人が、駆けつけたメイヒュー警部補を助け、奇怪な事件の真相を暴く! ユーモアと謎に満ち溢れた幻の本格ミステリ─活発なスピンスターと愛猫が織り成す”元祖猫シリーズ”

初版

2003年(1000円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-001731-X

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