タイトル | ロープとリングの事件 |
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原題 |
Case with Ropes and Rings | ||
発表年 |
1940 | ||
著者/訳者/解説 |
レオ・ブルース/小林晋/真田啓介 | ||
カバーデザイン |
坂川栄治 | ||
ページ数 |
276(巻末にレオ・ブルースの経歴、著作リスト、ビーフもの作品解説) | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
国書刊行会 世界探偵小説全集8 |
貴族の子弟を集めた名門パブリック・スクールで、校内ボクシング選手権の翌朝、勝者の青年が首吊り死体となって発見された。 警察の調査では事件は自殺と見られていた。 しかし、この判定に疑問を抱いたビーフ巡査部長は、早速車をとばして学校へと乗り込んだ。 父親の侯爵の了解を得て捜査にかかったビーフだが、相棒の作家タウンゼントの苛立ちをよそにパブ巡りや生徒相手のダーツの手ほどきに余念がない。 調査が行き詰まりを見せはじめたそのとき、ロンドンのスラム街でまったく同じ首吊り事件が……。 ユーモアあふれる作風で人気を集めたレオ・ブルースが、考え抜かれたプロットとミスディレクションによって、驚くべきはなれわざを演じた本格ミステリの傑作。 |
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初版 |
1995年(2300円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-336-03678-0 |