ハヤカワミステリマガジン2009年7月号 フランス・クラシーク・ミステール考 タイトル

ハヤカワミステリマガジン2009年7月号 フランス・クラシーク・ミステール考

原題

Hayakawa's Mystery magazine

発表年

2009

著者/訳者/解説

カバーデザイン

いとう瞳、橋本聡、森ヒカリ

ページ数

256

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリマガジン641号
20世紀前半のフランスといえば、ベル・エポックからレ・ザネ・フォル(狂乱の時代)を経て、世界中の芸術家がパリに終結した、まさに文化の爛熟期。ミステリ界でも、世界のミステリ作家に影響を与えたガストン・ルルーやモーリス・ルブランをはじめ、逆に英米の影響を受けたジョルジュ・シムノンやボアロー&ナルスジャック、ピエール・ヴェリやS・A・ステーマンなど、優れた作家を多数輩出した。その作品群の特徴は新聞小説の系譜を引く巧みなストーリーテリングと深い人間描写にある。本号では、この時代のフランス・ミステリ作家たちの作品を集め、その魅力に迫りたい。

初版

2009年(800円)

重版

入手

amazon

ISBN


〈短篇競作〉

1 美術館の女 (ピエール・ヴェリ
   (La dame des musées (La coupure dangereuse))

2 黒天使 (ジャン・レイ
   (L'Ange Noir)

3 エレベーターの中の死体 (S・A・ステーマン
   (Le Mort dans L'Ascenseur)

4 アリバイ (トリスタン・ベルナール)
   (L'Alibi)

5 カミのふたつのコント (カミ
   [1] 処女林の玉なし男 (Le Desenglande de la Foret Vierge)
   [2] 虎狩り (Une Chasse aux Tigres)

〈エッセイ〉

1 ジョルジュ・シムノン 小説家と愛娘の異常な愛 (長島良三)


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