出版 |
東京創元社
創元推理文庫102-1 |
ワトスン博士の死後五十年、ロンドンの銀行の金庫から取り出された一束の事件簿。 それは、あまりにもシャーロック・ホームズの私生活にかかわりがあるため公表を控えていた事件の数々を綴ったものであった……。 ロシア・バレー団のプリマドンナからの奇妙な招待、テムズ河から助けられた謎の女性、その失踪した夫の行方、そしてネス湖の怪獣の出現、等々、ホームズの知られざる活躍を描く話題作!! 霧のたちこめるロンドンの街に、あのなつかしいホームズの声が響きわたる。 「さあ、ゆこう、ワトスン!」 |