最初期のアンナ・キャサリン・グリーンに始まって、黄金時代のアガサ・クリスティーやドロシー・L・セイヤーズなどに代表されるように、女流作家というのは数の上でも男性作家にひけを取らないくらい多く活躍していますが、女性探偵というとミステリの世界ではかなりの少数派といえます。
黄金時代にはエラリー・クイーンが名アンソロジー「犯罪の中のレディたち」をわざわざ編纂できるくらいの少数でしたが、現代になってコーデリア・グレイやV・I・ウォーショースキーなどが登場したのをきっかけにかなり数も増えてきてはいます。
このページではそんなミステリの世界で活躍するレディたちを特集してみました。